登山の保険|山登りのスタイルに合った山岳保険の選び方とおすすめの保険4選

登山やハイキングに行くときは、山岳保険に加入するのが基本です。山岳保険に加入していれば、万一のことがあった場合に補償を受けられるため、安心して山登りを楽しめます。山岳保険には大きく分けると単発契約と年間契約の2種類があるので、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

今回は登山の保険の必要性や主な補償内容、登山用保険を選ぶときのポイント、おすすめの山岳保険を4つピックアップして紹介します。

目次

登山の保険(山岳保険)に入っておくと安心!

登山に行くときは、登山の保険(山岳保険)に加入するのがマナーとされています。なぜなら、どんなに気を付けていたとしても、山で遭難する確率はゼロではないからです。山で遭難した場合、麓にいる人たちで捜索隊が組まれ、ときには救助ヘリが出動することもあります。

警察や消防などの公的機関が救助を行った際の費用はかかりませんが、民間の救助隊が捜索活動を行った場合、その費用は遭難者が負担しなければなりません。捜索や救助活動にかかる費用はケースによって異なりますが、救助にヘリコプターを使用した場合、1時間あたり40万~50万円もの費用がかかるとされています。捜索・救助に何時間も要した場合、費用は数百万円に及ぶ可能性もあり、個人が負担するのは厳しいです。

山岳保険に加入していれば救助や捜索にかかった費用を補償してもらえるため、万一のことがあっても経済的な心配をせずに済みます。なお、山岳保険の商品によっては、救助費用以外の補償にも対応しています。

以下では山岳保険の主な補償内容をまとめました。

死亡・後遺障害

登山中に起こった不慮の事故により、死亡または後遺障害を負った場合に規定の保険金が支払われます。

傷害入院

登山中に負ったケガを治療するために入院した場合、入院日数に応じて規定の入院保険金が支払われます。

傷害手術

登山中に負ったケガを治療するために手術した場合、規定の手術保険金が支払われます。

賠償責任

登山中に起こった偶然の事故によって他人の身体または財物に与えた損害を補償します。

携行品損害

登山中の不慮の事故によって携行品に損害が生じた場合、再調達価額相当の金額が支払われます。

救援者費用

登山中に遭難した場合、救助や捜索にかかった費用を補償します。

登山用保険を選ぶときの3つのポイント

以下では、登山用保険を選ぶときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

補償内容をチェック

登山用保険の補償内容は商品によって大きく異なります。ケガを負った際の入院、手術、通院まで補償してくれる手厚いタイプもあれば、救援者費用に特化したシンプルなものもあります。補償内容によって保険料にも差が出てくるので、山岳保険に入る目的やニーズに合ったものを選びましょう。

山登りのスタイルに合わせる

山岳保険には、ハイキングなどの低登山向けのものと、本格的な登山にも対応したものなど種類があります。前者の場合、ピッケルなどを使用した本格登山は補償対象外となる場合が多いので、自分の山登りのスタイルに適した保険を選ぶことが大切です。

単発契約か、年間契約か

山岳保険は大きく分けると、1日~数日の短期間だけ補償する単発契約と、年間を通して補償する年間契約の2種類があります。たまにしか登山しないのであれば単発契約、一年を通して頻繁に登山やアウトドアレジャーを楽しむのなら年間契約を選んだ方が、それぞれコストを節約できます。

登山の保険おすすめ4選!安心の山岳保険を紹介

ここからは、登山やハイキングに行く際におすすめの山岳保険を単発契約・年間契約合わせて4つ厳選して紹介します。

1. やまきふ共済会|やまきふワンタイム

日帰り登山から3泊4日までの登山に対応した単発契約の山岳保険です。

登山中のケガはもちろん、第三者への賠償事故や、遭難時の救援者費用までセットになった充実の補償内容でありながら、660円~とリーズナブルな保険料を実現しています。登山当日の移動中や、登山口までなら入会申込が可能なので、うっかり保険に加入し忘れていた場合にも対応できます。(※各日の会員数に上限設定あり)

保険料

  • 日帰り:660円

  • 1泊2日:990円

  • 3泊4日まで:1,600円


補償内容傷害死亡、後遺障害(1~14級)、傷害入院、傷害手術(入院時・外来時)、賠償責任、救援者費用
保険期間1日~3泊4日

 出典元:やまきふ共済会

2. 日山協山岳共済会|山岳保険 ハイキングコース

登山やハイキング中のケガや死亡、救援者費用などを補償してくれる年間契約タイプの山岳保険です。登山中の傷害死亡・後遺障害は200万~400万円まで、救援者費用は500万~1,000万円まで、傷害入院保険金は日額1,500円~4,000円まで補償されます。

契約基本タイプはニーズに応じてⅠ~Ⅶまで分かれており、Ⅱ・Ⅲ・Ⅶタイプなら傷害通院保険金日額も付帯されます。さらに、Ⅴ以外のすべてのタイプにおいて、最大1億円の日常生活賠償保険まで付いてくるため、登山やハイキングのときだけでなく、日常生活のもしもにも備えられるところが特徴です。

保険料・Ⅰ:3,460円

・Ⅱ:9,420円

・Ⅲ:6,410円

・Ⅴ:2,330円

・Ⅶ:11,690円



補償内容傷害死亡・後遺障害、救援者費用、日常生活賠償、傷害入院、傷害手術、傷害通院(Ⅱ、Ⅲ、Ⅶタイプのみ)
保険期間1年間

 出典元:日山協山岳共済会

3. ABC少額短期保険株式会社|レスキュー費用保険

本格登山から低山ハイキングまで、幅広い登山シーンを補償してくれる年間契約タイプの山岳保険です。山で遭難した際の捜索・救助費用の補償に特化しており、最大300万円まで補償してもらえます。

遭難原因は問わず、滑落などの事故はもちろん、道迷いや病気による遭難なども補償OK。年齢制限もなく、持病や障害があっても契約可能なので、さまざまなケースで充実の補償を確保できます。登山だけでなく、スキーや渓流釣り、野外活動中の遭難も補償対象となるため、アウトドアやレジャー好きの人におすすめです。

保険料年/4,000円
補償内容捜索・救助費用
保険期間1年間

 出典元:ABC少額短期保険株式会社

4. 楽天損害保険株式会社|超かんたん保険 アウトドアプラン

アウトドアの最中に発生したケガや携行品の損失といった不慮の事故を補償してくれる年間契約(月払もあり)の山岳保険です。アウトドア中の事故を原因としたケガでの入院、手術を補償する他、携行品の損害も10万円まで補償してくれるところが大きな特徴です。

救援者費用も100~300万円と充実の補償が付帯されているため、もしもの遭難に備えたい人にぴったりです。補償コースはニーズに応じて3種類ラインナップされており、補償が手厚い充実コースなら、通院や死亡・後遺障害も補償してもらえます。

保険料(本人型の場合)・節約コース:年払/1,750円(月払/170円)

・標準コース:年払/3,670円(月払/330円)

・充実コース:年払/10,210円(月払/940円)

補償内容入院、手術、通院(充実コースのみ)、携行品損害、救援者費用、死亡・後遺障害(標準コース、充実コースのみ)
保険期間1年間

出典元:楽天損害保険株式会社

登山に行くときは山岳保険に加入しよう

登山では、道に迷ったり、ケガや病気で動けなくなったりして、遭難するリスクがあります。民間企業によって捜索・救助活動が行われた場合、多額の費用を請求されるおそれがあるため、あらかじめ山岳保険に加入し、万一に備えておきましょう。

山岳保険にはさまざまな種類があるので、自分の山登りのスタイルや必要な補償に合わせて選ぶのがポイントです。

 

中土剛志

筆者プロフィール:中土 剛志

株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。

月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。

登山情報を、はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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この記事を書いた人

筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
「日本山歩きクエスト」は、登山やハイキングをもっと気軽に楽しんでほしいという思いから、自身の体験をもとに立ち上げたサイトです。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
迫力ある絶景も魅力ですが、畦ヶ丸や西沢渓谷のような森や渓流に癒されるひとときもいいですよね。
はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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