冬のキャンプ場は他の利用者が少なく、静かにゆったりと楽しめるため、夏キャンプとは異なる魅力があります。しかし、気温が低いため、快適に楽しむためには服装選びに注意が必要です。
そこで、本記事では冬キャンプの服装選びの基本について解説します。後半では、レディース・メンズ別におすすめのアイテムを紹介するため、冬キャンプに挑戦する人や冬キャンプの服装が決まらないという人はぜひ参考にしてください。
冬キャンプの服装選びの基本

冬のキャンプ場は夏よりも人が少なく、ゆったりと自然を楽しめる点が魅力です。予約も取りやすく、落ち着いた雰囲気でキャンプを行いたい人におすすめの季節と言えます。空気が澄んでおり、星空を楽しめる点も魅力です。
気温が低いため、服装を工夫してしっかりと防寒対策を行いましょう。以下で、月ごとの天気の特徴をまとめました。
| 時期 | 天気の特徴 |
| 12月 | 西高東低の冬の気圧配置により、日本海側には雪が降り、太平洋側には冷たい風が吹く。特に、年末はクリスマス寒波や年末寒波が到来する。 |
| 1月 | 寒気の影響で、日本海側で大雪や吹雪となる日が多い。一方、太平洋側は晴れて乾燥した日が多く、乾燥対策が必要。 |
| 2月 | 春一番と呼ばれる暖かい南風による、暴風や雪解けには注意が必要。春一番の後は再び寒くなる。 |
「重ね着」が基本スタイル

山間部は平地よりも天気が変わりやすく、気温の変化も激しいです。安全かつ快適にキャンプを楽しむために、重ね着でしっかりと防寒対策を行うことが重要です。しかし、ただ厚着をすればよいというわけではありません。
単に厚着をするだけの場合、体感温度が高くなり過ぎたり、十分に体を温められずに冷えを感じてしまったりします。そのため、適切に重ね着をする必要があります。具体的にはベースレイヤーとミドルレイヤー、アウターという3層を意識して服装を選びましょう。
重ね着をすることで、服と服の間に暖かい空気の層ができて、保温性を確保できます。また、着脱で体温を調節できるため、気温の変化に対応することが可能です。
防寒対策も忘れずに
冬のキャンプ場は寒さが厳しいため、低体温症になるリスクがあります。場所や時期によっては雪が降ることもあるため、保温性の高いアイテムを服装に取り入れて、防寒対策をしっかり行うことが重要です。また、快適にキャンプを行うために、テントやインナーシート、グランドシートなど服装以外のアイテム選びも慎重に選びましょう。
キャンプでNGな服装
焚き火は、冬のキャンプの醍醐味です。暖を取れるだけではなく、炎や音でリラックスできる、自分自身と向き合えるなど多くのメリットがあります。しかし、衣服に引火するリスクがあるため、服装の素材や丈に注意が必要です。
例えば、裾や袖口が広がったデザインの服は、炎との距離を誤りやすく、うっかり炎に接して引火することがあります。また、素材によっては火の粉で服に穴が空くため、裾や袖口が広がったデザインの服や、火の粉で穴が空きやすい素材の服は避けましょう。
【レディース】冬のキャンプにおすすめの服装6選!

ここでは、冬のキャンプにおすすめのレディースのアイテムを6つ紹介します。
1.ザ・ノース・フェイス|マウンテンライトジャケット

ザ・ノース・フェイスの「マウンテンライトジャケット」は、GORE-TEX PRODUCTS2層素材を採用している防水シェルジャケットです。
デザイン性が高く、キャンプはもちろん、デイリーユースにもおすすめ。カラーによっては、ザ・ノース・フェイスの定番である、肩の切り替えデザインが楽しめます。
フロント部分はダブルフラップ仕様で防水性は高いです。着丈はやや長めで保温性が高く、冬場のキャンプでも快適に活動できるでしょう。
2.モンベル|ライトアルパイン ダウンジャケット

モンベルの「ライトアルパイン ダウンジャケット」は、高品質な800フィルパワー(FP)の「EXダウン」を採用したダウンジャケットです。帯電防止加工はっ水加工が施されており、雪や水にも強いところが魅力。ドローコードによって、裾のフィット感も調整できます。
携帯性にも優れており、付属の袋にコンパクトに収納できるため、着用していないときにも荷物になりにくいです。平均重量は282gとなっています。
3.タイオン|マウンテン ダウンパンツ

タイオンの「マウンテン ダウンパンツ」は、800FPの保温指数を誇るパンツです。丈夫なナイロンリップストップ素材を採用しており、耐久性が高くなっています。細かな格子キルトステッチ仕上げになっており、シルエットがきれいに見えるところも魅力です。
ごく軽量で、付属の袋へコンパクトに収納できるため、簡単に持ち運べます。家庭で洗濯することも可能です。
4.モンベル|ストームクルーザー パンツ

モンベルの「ストームクルーザー パンツ」は、耐水圧が20,000mm以上のレインウェアです。細部に至るまで防水・撥水処理を徹底しており、ウインドブレーカーや防寒着としても活躍します。
平均重量は173gで、縫製箇所を減らすことで軽量化にも成功しており、柔らかい着心地も実現しています。スッキリした見た目も魅力です。
5.ミズノ|ミズノプレミアホットインナー ブレスサーモ Activeモデル 厚手 クルーネック長袖シャツ

ミズノの「ミズノプレミアホットインナー ブレスサーモ Activeモデル 厚手 クルーネック長袖シャツ」は、雪山登山やキャンプ、屋外作業など厳しい寒さの中での活動に対応できる長袖シャツです。
ブレスサーモ原綿を多く含有しており、発熱力をアップさせた厳寒対応モデルです。内側は厚手、裏起毛で保温性も高く、着心地もよいです。
6.パタゴニア|マイクロD・ゲイター

パタゴニアの「マイクロD・ゲイター」は、保温性と吸湿発散性、速乾性が優れているネックウォーマーです。二重の生地は保温性が高く、片面が濡れたとしても裏返すことでそのまま着用できます。
縫い目を最小限に抑えており、縫い目が気になりにくいです。また、ゆとりを持たせた形状で、一日中快適に着用できます。キャンプだけでなく、普段使いやスポーツシーンなどさまざまな場面で活躍するアイテムです。
【メンズ】冬のキャンプにおすすめの服装6選!

ここでは、冬のキャンプにおすすめのメンズのアイテムを6つ紹介します。
1.ザ・ノース・フェイス|マウンテンバーサマイクロジャケット

ザ・ノース・フェイスの「マウンテンバーサマイクロジャケット」は、軽量で保温性が優れたマイクロフリースを採用しているジャケットです。ザックのショルダーハーネスが当たる肩の部分はナイロン生地を使用しており、摩耗性が高くなっています。ザックを背負って移動することが多い場合でも、生地が傷みにくいです。
2.ザ・ノース・フェイス|コンパクトジャケット

ザ・ノース・フェイスの「コンパクトジャケット」は、薄手ながらも小雨や風から体を守れるジャケットです。ゆとりのあるデザインで着脱を簡単に行えます。
ドローコードを引っ張ることで、フードをフィットさせることが可能です。また、ゴム入りの袖口、ドローコード入りの裾によって、隙間からの雨や風の侵入を防止できます。
3.モンベル|フエゴ カントリー ダウンパーカ

モンベルの「フエゴ カントリー ダウンパーカ」は、燃えにくい素材を使用しているダウンジャケットです。また、保温材に800フィルパワーのダウンを採用しています。
ポケットは全てで8つ。ジッパー付きのポケットが3つ、ジッパーなしのポケットが5つ付いており、小さいギアを収納するのに便利です。フードは顔周りのフィット感を調節できるため、重ね着もしやすいでしょう。
4.ミズノ|ミズノプレミアホットインナー ブレスサーモ Activeモデル 厚手 クルーネック長袖シャツ

ミズノの「ミズノプレミアホットインナー ブレスサーモ Activeモデル 厚手 クルーネック長袖シャツ」は、雪山登山にも対応できるほどの厚手のシャツです。内側は裏起毛でふんわりとしており、着心地がよいです。さらに、空気を多く含ませられて、保温性が高くなっています。ストレッチ性にも優れ、アクティブなシーンで肩周りが突っ張りにくい点も特徴です。
5.モンベル|スーパーメリノウール EXP.プラス タイツ Men’s

モンベルの「スーパーメリノウール EXP.プラス タイツ Men’s」は、暖かく快適に着用できる寒い季節に活躍する冬用アンダーレイヤーです。
肌面の起毛により保温力に優れており、カラダの動きにフィットするストレッチ素材です。
6.マムート|トレッカーズ 3.0 ソフトシェル パンツ アジアンフィット

マムートの「トレッカーズ 3.0 ソフトシェル パンツ アジアンフィット」は、ストレッチ性の高いハイキングパンツです。DWR加工で耐水性が高く、悪天候時でも快適に着用できます。
シンプルなデザインで他のアイテムとも合わせやすく、コーディネートを楽しめる点も嬉しいポイントです。膝周りの切り替えと、ブランドのロゴマークが良いアクセントとなっています。
まとめ
冬のキャンプ場は夏よりも人が少なく、静かにキャンプを楽しみたいという人におすすめの季節です。しかし、気温が低く、他の季節よりも徹底した防寒対策が求められます。冬キャンプの服装を選ぶ際は、重ね着を意識してコーディネートを組むことで、保温性を確保できて快適にキャンプを楽しめます。
本記事では、レディース・メンズ別に冬キャンプにおすすめのアイテムを紹介しました。いずれも機能性が高いものであるため、これから冬キャンプのアイテムを揃える人や服装選びに困っている人は、ぜひ選択肢に入れてみてください。
筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
登山情報を、はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

