鳥取には初心者が登れる絶景ハイキングスポットがたくさん!山登りを楽しもう
今回たくさんある鳥取県の山の中から初心者におすすめのハイキングスポットとしてご紹介するのは、久松山(きゅうしょうざん)・三徳山(みとくさん)・豪円山(ごうえんざん)の3つの山です。
どの山も登山初心者が登ることができる人気のハイキングスポットです。豊かな自然と絶景を眺めることができるおすすめの山なので、ぜひハイキングやトレッキングのコース選びの参考にしてみてください。
久松山(きゅうしょうざん)

久松山の特徴
【山名】久松山(標高:263m)
久松山(きゅうしょうざん)は、鳥取県鳥取市に位置する標高263mの低山です。鳥取県を象徴する山として地元民に親しまれています。
久松山にはその地形を利用して室町時代の後期に鳥取城が建てられており、現在も山頂を含み、山中のいたるところに石垣などの跡地が点在しています。四季折々の豊かな自然や鳥取市や日本海を望む絶景を楽しめる人気の高い山です。公共交通機関でのアクセスもよく、初心者や子ども連れのファミリーのハイキングスポットとしておすすめです。
久松山の初心者おすすめハイキングコース
久松山にはいくつか登山道があります。シンプルに久松山を往復するコースや、本陣山とあわせて縦走するコースなど、選ぶルートによって違ったハイキングを楽しめます。
初心者や子ども連れのファミリーにおすすめなのは、鳥取城跡を起点に山頂をめざす「久松山 往復コース」です。往復で1時間半ほどの行程ですが、しっかりと登りごたえのあるハイキングをたのしむことができます。豊かな自然や鳥取城の歴史、絶景を満喫できる見ごたえたっぷりのコースです。
【登山口】
鳥取城跡(久松山登山口・三ノ丸・二ノ丸付近)
【アクセス】
電車・バスの場合:JR山陰本線『鳥取駅』で下車。路線バス、または100円循環バス『くる梨(くるり)』を利用し、『仁風閣・県立博物館』周辺で下車してください。下車後、徒歩数分で鳥取県立博物館に到着します。
自動車の場合:鳥取自動車道『鳥取IC』または山陰自動車道『鳥取西IC』から車で約15分で鳥取県立博物館に到着します。
【駐車場】
鳥取県立博物館駐車場
- 台数:約21台
- 料金:無料
- トイレ:あり(館内トイレ)
久松山の見どころ・おすすめスポット

久松山は鳥取市を象徴する山というだけあり、さまざまな見どころがあります。一番の見どころは史跡にも指定されている歴史のロマン溢れる鳥取城跡です。ふもとから山頂にかけては、歴史的価値のある遺跡が多く残っています。例えば、三ノ丸跡や二ノ丸跡、三階櫓石垣、山頂の本丸跡や天守櫓跡などです。
山頂は展望に優れており、天守櫓跡からは南側に鳥取市街地、西側に湖山池、北側に日本海と鳥取砂丘を一望する絶景のパノラマビューを眺めることができます。また、久松山は170種類以上のキノコが生息するキノコの宝庫であり、一年を通して多種多様なキノコをみることができます。
三徳山(みとくさん)

三徳山の特徴
【山名】三徳山(標高:899.6m)
三徳山(みとくさん)は鳥取県東伯郡三朝町に位置する標高899.6mの低山です。山全体が三徳山三沸寺(さんぶつじ)の境内となっており、日本ではじめて日本遺産に認定されたことでも知られています。
山域は大山隠岐国立公園に属しています。国定の史跡や名勝にも指定されており、多くの人が訪れる人気のスポットです。
人気の定番コースである三沸寺からの登山道は、中腹の投入堂(なげいれどう)までで山頂へはアクセスすることはできません。投入堂からは周囲の山々と自然の絶景を眺めることができます。
三徳山の初心者おすすめハイキングコース
三徳山のハイキングコースは、北側のふともにある三沸寺から投入堂までの参拝道を登るコースと、南口の神倉神社から山頂をめざすコースの2つがあります。
おすすめの定番人気コースである投入堂までの「参拝道コース」は入山料が必要で、最低2人以上でないと入山許可がおりません。また、滑落事故によるケガや死亡事故が多発していることから、入山前に服装や靴が適切かをチェックされます。スニーカーでは入山することができませんので、かならず登山靴か登山口で販売されているわら草履を履くようにしてください。なお、時期によって運用は異なる可能性があるため、公式HPなどで最新情報を確認しましょう。
ハイキングコースには岩場や鎖場、急な傾斜などがあり、登りごたえたっぷりなスリルのあるハイキングをたのしむことができます。観光ハイキングというよりも、本格的な登山寄りのコースを希望する方におすすめです。
【登山口】
三徳山三佛寺(本堂付近)
【アクセス】
電車・バスの場合:倉吉駅から、三徳山駐車場行きの路線バス(日ノ丸バス)で『三徳山参道入口』、または『三徳山駐車場』で下車します。
自動車の場合:山陰自動車道 『泊・東郷IC』から県道22号線・県道29号線を経由し、30分ほどで『三徳山第二駐車場』に到着します。
【駐車場】
三徳山第二駐車場
- 台数:約80台
- 料金:無料
- トイレ:あり
三徳山の見どころ・おすすめスポット

三徳山はたくさんの見どころがある人気スポットです。三朝温泉とともに日本遺産第一号として認定された三徳山の一番の見どころは、中腹にある国宝の投入堂です。投入堂は三佛寺奥院であり、断崖絶壁に建てられていることで知られています。険しい山道を登らないと参拝することができないことから「日本一危険な国宝」ともいわれています。
投入堂まで登るのは大変ですが、そこから望む景色は大自然を感じることができるすばらしいものです。登山口となる北側のふもとには三佛寺本堂や宝物殿などがあり、山中には断崖の岩下にすっぽりとおおわれている観音堂や納経堂、鐘楼堂、地蔵堂、文殊堂などの見どころがあります。
豪円山(ごうえんざん)

豪円山の特徴
【山名】豪円山(標高:891m)
豪円山(ごうえんざん)は鳥取県西伯郡大山町にある標高891mの低山です。山域は大山隠岐国立公園に属しており、中国地方最高峰の名峰・大山の北側のふもとにあります。かつては呼滝山(こたきやま)と呼ばれていましたが、大山寺(だいせんじ)中興の立役者として活躍した豪円僧正の墓がこの山に建てられたことから、豪円山と呼ばれるようになりました。
山頂には豪円地蔵が建てられており、日本海や米子市の町並みを望む景色を眺めることができます。豊かな自然と美しい景色を気軽にたのしめるハイキングスポットとして、登山初心者や子ども連れのファミリーに人気のスポットです。
豪円山の初心者おすすめハイキングコース
豪円山はハイキングコースのほとんどが舗装された道を歩くため、初心者や子ども連れでもピクニック気分で山頂まで登ることができます。スタート地点の大山ナショナルパークセンターから世代墓、豪円山のろし台、豪円山スキージャンプ台を経由して豪円山山頂をめざします。
ゆっくり歩いても往復で2時間弱の行程なので、物足りない方は寂静山(じゃくぞうざん)や大神山神社奥宮へ足を伸ばしてみるのもおすすめです。
【登山口】
大山ナショナルパークセンター
【アクセス】
電車・バスの場合:JR山陰本線『米子駅』から日本交通バス『大山・本宮線 大山寺行』に乗車して、『大山寺』で下車します。
自動車の場合:山陰自動車道『米子東IC』から県道53号線を経由し、県道24号線に入ります。『米子東IC』から15〜20分ほどで、『県営大山 第4駐車場』に到着します。
【駐車場】
県営大山 第4駐車場 (博労座駐車場)
- 台数:約600台(博労座駐車場エリア合計)
- 料金:無料 ※冬季は有料
- トイレ:あり(ナショナルパークセンター内)
豪円山の見どころ・おすすめスポット

豪円山の見どころはなんといっても展望のすばらしさです。途中にある豪円山のろし台や豪円山スキージャンプ台からは大山の雄大な姿をバックに草原が広がる牧歌的な景色を眺めることができます。山頂からは米子市街や弓ヶ浜、日本海を一望する絶景パノラマビューが広がっています。
また、山頂にはその名前の由来にもなっている豪円地蔵があります。豪円山周辺には鳥取県立大山自然歴史館や大山寺、豪円湯院、大山火の神岳温泉足湯などの見どころもあるので、ハイキングとあわせて観光もたのしむことができます。
鳥取県には自然豊かな魅力的なハイキングスポットがたくさん!鳥取の山を歩こう
今回は鳥取県の初心者におすすめの低山ハイキングコースとして久松山・三徳山・豪円山の3つの山をご紹介しました。どの山もそれぞれに違った特徴と魅力があります。初心者や子ども連れのファミリーにおすすめの人気ハイキングスポットも多いため、ぜひハイキングコース選びの参考にしてみてください。
鳥取県にはまだまだ自然の魅力あふれる魅力的なハイキングスポットがたくさん存在しています。週末に家族やお友達と鳥取県の山に大自然を感じにでかけてみてはいかがでしょうか?
※登山道の状況や交通網、また駐車場や関連施設などの情報は天候や災害によって変わっている可能性もあります。登山にお出かけの際は最新情報を公式HPなどでしっかりとご確認した上で計画的にお楽しみください。
筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
「日本山歩きのクエスト」は、登山やハイキングをもっと気軽に楽しんでほしいという思いから、自身の体験をもとに立ち上げたサイトです。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

