関東にある日本百名山3選|初心者におすすめの日帰りできる山を紹介!

どの山に登ろうか悩んでいるのであれば、日本百名山に認定されている山に登るのはいかがでしょうか。日本の登山家でもあり小説家でもある深田久弥氏が高く評価した山々であり、満足できること間違いありません。

そこで本記事では、日本百名山の概要や、東京から日帰りできるおすすめの山3選について説明します。後半では、登山・ハイキングに必要な持ち物リストも紹介しているため、登山時の参考にしてください。

目次

日本百名山とは

日本百名山とは、日本の登山家でもあり小説家でもある深田久弥氏が執筆した書籍「日本百名山」に掲載されている100の山々のことです。深田久弥が実際に登った山の中で、以下の基準を満たすものが選定されています。

  • 山の品格:誰が見ても立派な山だと感心する山であること
  • 山の歴史:長い間、人間と深い関わりを持ち、崇拝されて山頂に祠があり、祀られているような山であること
  • 個性のある山:山容・現象・伝統など他の山にはないような顕著な個性がある山であること

初心者におすすめ!東京から日帰りできる日本百名山3選

Photo by 日本山歩きクエスト  那須岳(茶臼岳)

日本百名山に登録されている山の中から、東京から日帰りできる初心者におすすめの山を3つ紹介します。

栃木県 那須岳(なすだけ)

Photo by 日本山歩きクエスト

栃木県に位置する那須岳は那須連山の総称で、活火山である茶臼岳を有しています。標高は1,915mと高いものの、山頂までのロープウェイを利用すれば初心者でも気軽にハイキングを楽しむことが可能です。山頂からの眺望は絶景で、特に活火山である茶臼岳から噴き上げる煙を目の当たりにすると、自然の雄大さを感じられます。

登山コースが複数用意されており、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。美しい紅葉の風景は人気が高く、秋には多くの登山客で賑わいます。

なお、那須岳の1,500m以上には水場やトイレがないため、登山前にトイレを済ませておく必要がある点に注意が必要です。また、那須岳の茶臼岳には風の通り道が多くあり、風が強いときや雷が近づいてきたときにはロープウェイの運転が休止する場合もあります。そのため、登山する際は天候に注意して、悪天候になりそうな場合には予定よりも早めに下山しましょう。

標高(高低差)
1,915m
登山時間の目安
コースによって異なる
登山コースの種類・長さ
・茶臼岳山頂コース:800m
・峰の茶屋:茶臼岳登山コース:3,100m
・南月山、白笹、沼ッ原コース:6,800m
・日の出平、沼ッ原コース:6,300m
・峰の茶屋、三斗小屋温泉コース:3,800m
・姥ヶ原、三斗小屋温泉コース:4,700m
・隠居倉、三斗小屋温泉コース:4,700m
・三本槍岳、大峠、三斗小屋温泉コース:9,200m
・清水平、北温泉コース:9,000m
・牛ヶ首、高雄コース:6,900m
・那須ゴンドラ山頂 中大倉尾根経由 三本槍岳コース:-m
山の難易度
★★★☆☆
体力レベル
★★★☆☆
登山者の数
★★☆☆☆
所在地
栃木県那須郡那須町
アクセス
・電車の場合:那須塩原から路線バスで約70分
・バスの場合:那須温泉から路線バスで約15分
・自動車の場合:那須ICからロープウェイまで約35分
駐車場の有無
・峠の茶屋駐車場

栃木県・群馬県 日光白根山(にっこうしらねさん)

Photo by 日本山歩きクエスト

栃木県と群馬県に位置する日光白根山は標高が2,578mで、関東以北で最も高い山となっています。国立公園の特別保護地区に指定されており、普段は見ることのできないイワカガミやハクサンシャクナゲなどの高山植物を楽しめる点が特徴です。

ロープウェイを利用すると標高2,000mまで一気に登れるため、初心者でもハイキングすることが可能です。山頂から見られる輝く五色沼はコバルトブルーに輝いており、目を奪われることでしょう。

また、天空テラスや天空カフェなど休憩しながら楽しめるスポットが多くある点も魅力です。

標高(高低差)
2,578m
登山時間の目安
5.5時間
登山コースの種類・長さ
・白根山ルート山頂往復:-m
・白根山ルート〜座禅山ルート:-m
・白根山ルート〜五色沼〜弥陀ヶ池ルート:-m
山の難易度
★★★☆☆
体力レベル
★★★☆☆
登山者の数
★★★☆☆
所在地
栃木県日光市
アクセス
・電車・バスの場合:JR沼田駅・上越新幹線上毛高原駅からバスに乗車し、日光白根山ロープウェイバス停(丸沼高原)で下車
・自動車の場合:関越自動車道 沼田インターICから国道120号を通って『日光白根山ロープウェイ 山麓駅』
駐車場の有無
・丸沼高原スキー場駐車場

茨城県 筑波山(つくばさん)

Photo by 日本山歩きクエスト

茨城県に位置する筑波山は標高が877mで、男体山と女体山の2つからなる山です。標高はそれほど高くないものの、山頂からは富士山や霞ヶ浦、太平洋などを一望できて「西の富士、東の筑波」と称されています。ハイキングコースにはケーブルカーやロープウェイが設置されており、初心者でも気軽に登ることが可能です。

男体山と女体山の間に位置する御幸ヶ原にはコマ展望台や食事処、売店などがあります。コマ展望台の2階には絶景を眺めながら食事を楽しめるレストランがあるため、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

標高(高低差)
877m
登山時間の目安
2.5時間
登山コースの種類・長さ
・御幸ヶ原コース:2,000m
・迎場コース:1,600m
・白雲橋コース:2,800m
・おたつ石コース:1,000m
・自然研究路:1,500m
山の難易度
★★☆☆☆
体力レベル
★★☆☆☆
登山者の数
★★★★★
所在地
茨城県つくば市
アクセス
・電車・バスの場合:土浦駅からバスに乗車して、沼田停留所で下車、直行の筑波山シャトルバスに乗車
・自動車の場合:土浦北ICから国道125号を通って筑波山神社へ
駐車場の有無
・市営第1駐車場、市営第2駐車場、市営第3駐車場、市営第4駐車場

山の選び方のポイント

Photo by 日本山歩きクエスト

数ある山の中から登る山を選ぶ際のポイントについて説明します。

  • 自宅からの距離で選ぶ
  • 難易度で選ぶ
  • 人気の山かどうかで選ぶ

自宅からの距離で選ぶ

初心者が登る山を選ぶ際には、自宅から行きやすい山を選ぶことをおすすめします。遠方の山を選ぶと移動時間が長くなり、体力も消耗するため、思わぬトラブルに対応する時間や体力がなくなることもあります。

登山では予期せぬ事態が発生する可能性があり、計画に余裕を持たせることが重要です。自宅から近い山を選ぶと、移動時間が短く、時間管理がしやすくなります。

具体的な登山計画を立てる際には、山へのアクセス方法も事前に確認しておきましょう。公共交通機関を利用する場合には時刻表を確認し、車を利用する場合には道路状況や駐車場の情報を調べておくと、登山がよりスムーズで安全なものとなります。

難易度で選ぶ

山の難易度は、歩行時間や標高、難所の有無などによって決まります。難易度の高い山を選ぶと、体力を過度に消耗して、場合によっては日没前に下山できない恐れがあります。そのため、初心者は比較的難易度が低い山から始めて、徐々に経験を積んでから難易度を上げていくのがおすすめです。

山の歩行時間については、ガイドブックや登山雑誌、インターネットで事前に調べておきましょう。一般的に、登りは1時間あたり約300mの標高移動、下りは約400mの標高移動が目安とされています。

以下の表で、初心者から上級者に向けて、それぞれに対応する歩行時間や標高差をまとめました。

歩行時間標高差
初級3.5時間以内600m以内
中級3.5時間〜7時間600〜1,200m
上級7時間以上1,200m以上

ただし、標高が高い山でも、ロープウェイなど設備が整っていれば、初心者でも比較的簡単に登ることができます。山を選ぶ際には、標高だけではなく、ロープウェイなどの設備はあるか、初心者向けのルートはあるかも併せて確認しておきましょう。

人気の山かどうかで選ぶ

初心者が安全に登山を楽しむためには、人気があり、整備された道のある山を選ぶこともひとつの選択肢です。これらの山では、指導標や案内看板が設置されているため、道に迷うリスクを減らせます。また、途中で休憩を取れる場所が設けられていることも多く、体調管理をしやすくもなります。

しかし、どれほど人気の山でも、天候の急変や足元の滑りなど予期せぬ事態が発生する可能性があります。トラブルが起きた際に、他の登山者に助けてもらいやすい点も人気の山を選ぶメリットです。

登山・ハイキングに必要な持ち物リスト

Photo by 日本山歩きクエスト

登山・ハイキングの際に必要となる持ち物を紹介するため、荷物を用意する際の参考にしてください。

【登山に必要な持ち物チェックリスト】

持ち物詳細
登山靴登山時に着用する
レインウェア突然の雨から身体が濡れるのを防ぐ
ザック登山で使用する荷物を入れる
帽子紫外線や寒さから頭を保護する
手袋手を怪我や寒さから保護する
サングラス紫外線から目を保護する
地図・コンパス現在地や目的地を確認する
水筒水分を持ち運べる
行動食登山中にエネルギーを補給できる
モバイルバッテリースマートフォンの充電切れを防げる
救急セット怪我をしたときにすぐに手当てできる
ヘッドライト両手が空いた状態で足元を照らせる

安全に登山をおこなうためには、登山靴やレインウェア・ザックだけではなく、手袋やサングラス、救急セットなどが必要です。山ではスマートフォンのバッテリー消費が通常よりも早いことから、モバイルバッテリーも持っていきましょう。

また、上記で紹介した持ち物に加えて、持っておくと便利な持ち物も紹介します。

【持っていると便利な持ち物チェックリスト】

持ち物詳細
トレッキングポール歩行時に使用することで体にかかる負担を軽減できる
ゲイター足首に着用することで小石や砂が登山靴に侵入するのを防げる
サコッシュスマートフォンや地図など使用頻度の高い小物を収納できる
ペットボトルリングゴムに引っ掛けるだけでペットボトルを手ぶらで持ち運べる
ウェットティッシュ手が汚れたときにすぐに綺麗にできる
浄水器沢水などを安全に飲める

トレッキングポールやゲイター・サコッシュがあるとより快適に登山を楽しめます。浄水器があれば山の水を簡単に浄水して、安全に飲むことが可能です。

まとめ

日本百名山に登録されている山は、品格や歴史、個性を評価された山々です。ロープウェイが設置されて初心者でも登りやすい山が含まれているため、どの山に登ろうか悩んでいる方は日本百名山の中から選んでみることがおすすめです。

本記事では、日本百名山の中でも東京から日帰りで行ける山を3つ紹介しました。どれも魅力的であるため、登る山を選ぶ際に選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。ぜひ本記事で紹介した山の選び方や、持ち物リストを参考にして、登山を快適で楽しいものにしてください。

中土剛志

筆者プロフィール:中土 剛志

株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。

月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。

登山情報を、はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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この記事を書いた人

筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
「日本山歩きクエスト」は、登山やハイキングをもっと気軽に楽しんでほしいという思いから、自身の体験をもとに立ち上げたサイトです。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
迫力ある絶景も魅力ですが、畦ヶ丸や西沢渓谷のような森や渓流に癒されるひとときもいいですよね。
はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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