宝篋山|登山初心者の体験談!おすすめコース・パノラマ絶景をご紹介

初心者がハイキングをはじめるのにピッタリな「宝篋山」(ほうきょうさん)は1年を通してさまざまな自然が楽しめ、気軽に登山・ハイキングができることで人気の低山です。また、低山ながらも山頂からは筑波山や霞ヶ浦を一望することができ、絶景を楽しむことができます。周辺には遺跡や文化財などもあるので登山と一緒に観光も楽しめます。持ち物も最低限の山の装備があれば、安心して登ることができるため、子ども連れのファミリーで気軽に山登りを楽しめます。

今回は都内からもアクセスしやすい宝篋山に実際にいってきましたので、その魅力を画像も交えながらご紹介します!

目次

登山初心者にも安心!宝篋山のおすすめハイキングコースで楽しもう!

宝篋山は初心者でも安心して登れることで老若男女を問わず人気のある山です。ハイキングコースも豊富にあり、1度では楽しみつくせない魅力があります。まずは宝篋山がどんな山なのかご紹介します。

宝篋山の基本情報

宝篋山は茨城県つくば市と土浦市との境に位置する標高461mの低山です。筑波連山の南に位置し、水郷筑波国定公園に指定された​​特別地域の中にあります。宝篋山の頂上からの景色はつくばの景観100にも選定されるほどすばらしいパノラマビューが楽しめます。

低山なので初心者でも気軽に登山できる山として親しまれており、1年を通して多くの方が訪れます。ハイキングで楽しめる登山コースがいろいろあるため、通るコースによってさまざまな楽しみ方ができます。

撮影日のアクセス手段

今回は自動車を使って宝篋山へアクセスしました。​​常磐自動車道『土浦北インター』から国道125号線経由で宝篋山小田休憩所まで約10分で到着します。

電車・バスの場合:『常磐線土浦駅』利用の場合は西口5番のりばから「筑波山口行き」または「下妻駅行き」の関鉄バスに乗車して「宝篋山入口」で下車(約30分/670円)、そこから徒歩4分で宝篋山小田休憩所に到着します。
出典:関東鉄道 https://www.kantetsu.co.jp/bus/tourist/mthokyo

『TXつくば駅』を利用の場合は「つくバス小田シャトルバス」に乗車し、「小田東部」で下車(40分/300円)、そこから徒歩7分で宝篋山小田休憩所に到着します。
出典:つくバス小田シャトル 運賃表 https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/126/2410_tsukubus_fare.pdf

宝篋山初心者におすすめの極楽寺コース

宝篋山のハイキングコースはとてもよく管理・整備されており、初心者や子ども連れでも気軽にハイキングを楽しめます。宝篋山のハイキングコースは全部で6つ存在し、通るコースによって違った楽しみ方ができます。コースによって違った風景を撮ることができるため、カメラ好きの方からも高い人気を誇ります。

今回は宝篋山小田休憩所をスタート地点にして、メインルートの極楽寺コースを通って頂上を目指しました。

小田休憩所➡極楽寺跡・極楽寺公園➡白滝・葵の滝 ➡宝篋山中腹➡大岩群➡宝篋山山頂➡下山

帰りは小田城コースか常願寺コースと通って下るルートを通れば、また違った景色を楽しめます。大池公園登山口からのスタートであれば山口コースです。このコースは雑木林の中を通るため、季節の木々や花々を楽しみながら歩けます。どちらの登山口からもバスがでているため山口コースから極楽寺コースを通って宝篋山小田休憩所を目指すルートも面白いかもしれません。

トイレ情報

トイレは出発地点の宝篋山小田休憩所に1カ所、山頂付近にバイオトイレが1カ所の合計2カ所にあります。出発前にトイレを済ませておけば余程のことがない限りは大丈夫でしょう。また、もう一つの出発地点である大池公園付近にもトイレがあります。

※なお、宝篋山は水郷筑波国定公園区域に指定されており、 自然公園法に基づく第2種、第3種特別地域です。コースや園地以外は国有林または民有地となりますので、許可なく立入りはできませんのでご注意ください。

宝篋山には家族と一緒に大自然を楽しめる見どころがたくさん!

宝篋山には家族で楽しめる見どころがたくさんあります。そのなかでも1番の見どころはつくばの景観100にも選定されている頂上から望む絶景パノラマビューです。頂上には視界を遮るものがなく、パノラマビューが広がっています。筑波山や関東平野、霞ヶ浦などを一度に見渡せるだけでなく、空気の澄んだ日には東京の高層ビル群や富士山も遠望することができます。

また、1年を通して楽しめる自然景観。春にはヤマツバキやコブシ、フジやツツジ、山桜などの花が満開に咲き、夏には新緑でおおわれた宝篋山と麓の田園風景が美しく輝き、秋には山一面が紅葉に染めあげられます。ここでは特におすすめのポイントをご紹介していきます。

白滝

極楽寺コースは沢沿いを歩くコースで「慈悲の滝」や「葵の滝」など5つの滝を見ることができます。そのなかでも有名なのが「白滝」です。田んぼ道を抜けて登山道に入り、しばらく歩くと小川があります。さらに登山道を進んでいくと川幅は少しずつ広くなり、水量も増えていきます。決して大きくはありませんが、風に揺れる木の音や川のせせらぎを聞きながらのハイキングは心も自然とリフレッシュできます。

 大岩群

極楽寺コースの後半には、口を大きく開けたワニのように見えるワニ岩やニコニコ笑っているように見えるニコニコ岩、正面から見ると富士山のような三角形の富士岩など、おもしろい形の大岩が点在しています。少し疲れてきたところで心をほっこりさせてくれます。

宝篋山の宝篋印塔

宝篋山の山頂には山の名前の由来にもなっている高さ約2.5mの宝篋印塔が建っています。建てられたのはおよそ鎌倉時代中期だといわれています。宝篋印塔とは、宝篋印経というお経にある陀羅尼を書いて納めた塔のことです。供養塔・墓碑塔として使われる仏塔の一種であり、日本では基本的に石造りです。宝篋山の宝篋印塔は歴史的価値もあり、関東形式成立前の関東最古の大型宝篋印塔として知られています。

山頂のパノラマビュー

宝篋山の山頂は大きく開けています。まわりに視界を遮るものがないため、筑波山や霞ヶ浦を一望することができる絶景パノラマビューを楽しめます。天気が良ければ都心のビル群や富士山も望めることができます。

「宝篋山」体験談!画像で初心者おすすめコースを徹底解説!

ここからは実際の体験談を画像とともにご紹介していきます。今回は初心者におすすめな定番コースとして人気のある極楽寺コースを登ってきました。このコースなら体力に自信がない方や子ども連れでも問題なく自然と絶景を楽しめるはずです!

宝篋山初心者におすすめの極楽寺コース

小田休憩所➡極楽寺跡・極楽寺公園➡白滝・葵の滝 ➡宝篋山中腹➡大岩群➡宝篋山山頂➡下山

 宝篋山初心者におすすめの極楽寺コース

小田休憩所➡極楽寺跡・極楽寺公園➡白滝・葵の滝 ➡宝篋山中腹➡大岩群➡宝篋山山頂➡下山

登山記録

登山日2022年2月5日(土)
距離約6.0km
標高461m
登山開始・終了時刻AM:9時45分~PM:12時48分
往復時間183分(撮影時間込み)
登り約98分(頂上10分撮影)
下り約75分

AM9時40分 宝篋山小田休憩所の様子

Photo by 日本山歩きクエスト

宝篋山小田休憩所に車を駐めてここからハイキングスタートです!この日は天気も良く、スタートから清々しい気分になりました。ここを逃すと山頂までトイレはありませんので、ここで忘れずに済ませておくようにしましょう。

①AM:9時45分 ハイキングコースの案内板


Photo by 日本山歩きクエスト

宝篋山小田休憩所にあるハイキングコースの案内板です。迷うことはあまりないと思いますが、念のためハイキングコースマップや登山地図は準備しておきましょう。

②AM:10時02分 極楽寺コース入口の案内板

Photo by 日本山歩きクエスト

田園地帯の脇を歩いて行くと極楽寺コースの入り口があります。登山道へはイノシシ除けの扉を通って入ります。チェーンなどもあり入ってよいのか戸惑いますが、問題ありませんので進んでください。ただし、扉は必ず元に戻しておいてください。

③AM:10時04分 極楽寺公園の様子


Photo by 日本山歩きクエスト 

極楽寺コースに沿って歩いていくとコースの名前の由来となっている極楽寺跡に造られた忍性記念極楽寺公園に着きます。極楽寺は奈良西大寺の僧忍性が関東での律宗布教の足掛かりとして建長4年(1252)年から10年間止住したことで「坂東の律院の根本として本寺」とうたわれた律院寺院でした。この公園は2014年に土地所有者や宝篋山整備隊、登山者などの協力によって整備されて完成したとのことです。

④AM:10時28分  白滝の案内板

Photo by 日本山歩きクエスト

極楽寺コースは沢沿いを歩くコースで、「慈悲の滝」、「五条の滝」、「こころの滝」、「白滝」、「葵の滝」などの5つの滝があります。案内板の奥に見えるのが、有名な白滝です。決して大きくはありませんが、澄んだ空気と水が流れる音に心が洗われます。

水量はあまり多くなく迫力はありませんが、水がとてもキレイです。ただ、宝篋山の水はイノシシが多く生息している関係で飲むのには適さないようなので、気をつけてくださいね。

⑤AM:10時38分 葵の滝の様子

Photo by 日本山歩きクエスト

白滝をさらに登っていくと葵の滝があります。極楽寺コースの5つ目の最後の滝です。ここまでくるとハイキングも残り1/3程度となります。ここから少し登っていくと変わった形をしている大岩郡があります。

⑥AM:10時45分  宝篋山中腹の景色


Photo by 日本山歩きクエスト  

コースを進むと中に休憩スポットがあります。ベンチに座って一休みするには適切な場所です。

 ⑦ AM:11時07分 富士岩

Photo by 日本山歩きクエスト

極楽寺コースの見どころである5つの滝を抜けたあとには、もう一つの見どころである大岩郡があります。口を大きく開けたワニのように見えるワニ岩やニコニコ笑っているように見えるニコニコ岩、正面から見ると富士山のような三角形の富士岩など、おもしろい形の大岩が点在しています。上の写真は富士岩の様子です。

トイレ情報

⑧AM:11時19分 山頂付近バイオのトイレの様子

Photo by 日本山歩きクエスト

Photo by 日本山歩きクエスト

大岩群を抜けるとトイレがあります。山頂にはありませんので、ここで済ませておきましょう。水を使わないバイオのトイレです。とてもエコですね。

⑨AM:11時22分  山頂前の鳥居の様子


Photo by 日本山歩きクエスト

トイレがある場所からさらに歩行を進めると鳥居が見えてきます。そしたら山頂は目の前です。どんな景色を見ることができるのか自然と期待がふくらみ、疲れていたことも忘れて不思議と登る足が速くなります。

⑩AM:11時23分  山頂からの景色

Photo by 日本山歩きクエスト

ついに山頂に到着です!山頂は開けていてまわりに視界を遮るものがないため、遠くの方まで見渡せます。ちょうどお昼時なので、多くの方が絶景を見ながら少し早めのお昼を食べていました。なんの変哲もない塩おにぎりでもめちゃくちゃおいしく感じるのが山の不思議です。

山頂見どころ1 絶景パノラマ

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Photo by 日本山歩きクエスト

宝篋山山頂の様子を画像でお楽しみください。どうでしょうかこの景色!天気が良くて風がとても心地よかったです。

山頂からの筑波山を望む景色

Photo by 日本山歩きクエスト

ここからはつくばの景観100にも選定されるほど素晴らしいパノラマビューが楽しめます。宝篋山に登ったらぜひここで記念撮影をしましょう!

山頂見どころ2 宝篋印塔の様子


Photo by 日本山歩きクエスト

山頂にはその名前の由来にもなっている宝篋印塔があります。もともとこの山は麓の地名から、小田山とか三村山と呼ばれていましたが、山頂に宝篋印塔があることで一般的に宝篋山と呼ばれるようになったそうです。

山頂見どころ3 僧侶忍性像


Photo by 日本山歩きクエスト

極楽寺に律宗布教の足掛かりとして10年間止住したことで知られる奈良西大寺の僧忍性の像です。

絶景パノラマを楽しめる宝篋山で登山デビューしよう!

登山初心者におすすめのハイキングスポット宝篋山の体験談はいかがでしたか?少しでも登山をスタートするときの参考になれば幸いです。宝篋山は子どもや女性ひとりでも登れる山なので、登山デビューにおすすめです。山頂の絶景を見たら、きっとまた来たいと思うこと間違いなしです。

気軽に登れる初心者向けの山だからと油断することなく、最低限の山登りの装備をしてからチャレンジしましょう。もし一人や初心者ばかりでハイキングすることに少し不安に感じる方は、はじめは登山経験のあるお友達と一緒に登山するようにしてくださいね。

※登山道の状況や交通網、また駐車場や関連施設などの情報は天候や災害によって変わっている可能性もあります。登山にお出かけの際は最新情報を公式HPなどでしっかりとご確認した上で計画的にお楽しみください。

中土剛志

筆者プロフィール:中土 剛志

株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。

月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。

登山情報を、はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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この記事を書いた人

筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
「日本山歩きクエスト」は、登山やハイキングをもっと気軽に楽しんでほしいという思いから、自身の体験をもとに立ち上げたサイトです。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
迫力ある絶景も魅力ですが、畦ヶ丸や西沢渓谷のような森や渓流に癒されるひとときもいいですよね。
はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

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