岐阜県は絶景が楽しめる低山がたくさん!子供連れで日帰りハイキングを楽しもう
標高の高い大きな山ばかり注目されがちな岐阜県ですが、じつは気軽に絶景を楽しむことができる低山がたくさんあるんです。海なし県と揶揄されることもしばしばですが、岐阜県にはすばらしい山々があります。そんな岐阜県を代表する絶景が楽しめる低山をご紹介します。
今回ご紹介する山は近くに観光スポットや温泉がある山もあるため、子供連れの日帰りハイキングにはもってこいです。初心者向けのコースとはいっても登山であることは変わりませんので、最低限の登山の装備は準備してからハイキングをスタートするようにしてくださいね。
金華山(きんかざん)

Photo by 日本山歩きクエスト
金華山の基本情報
【山名】金華山(標高:328.86m)
金華山は岐阜県岐阜市の中央に位置する標高329mの低山です。山頂付近にはあの有名な戦国武将の織田信長が根城としていた岐阜城がそびえ立ちます。岐阜県のシンボル的な山であり、戦国時代の歴史的にも重要な場所です。
金華山という名前の由来はツブラジイの黄色の花があちらこちらで花を咲かせ、山全体が金色に輝いて見えたことからそう呼ばれるようになりました。観光スポットとしても人気の山ですが、なんと金華山には10ものハイキングコースが整備されており、30分から1時間ほどで山頂にたどり着くことができます。
1時間程度で美しい絶景を楽しむことができるため、気軽な登山・ハイキングスポットとして初心者やファミリーにも親しまれています。また、ふもとの岐阜公園からはロープウェイも運行しているのでお年寄りや小さな子供連れでも気軽にすばらしい眺望を満喫することができます。
金華山の見どころ

Photo by 日本山歩きクエスト
金華山のみどころはなんといってもその山頂に悠然とそびえ立つ岐阜県のシンボルである『岐阜城』です。観光スポットとしても有名で小学生の遠足や歴史好きや城好きな人たちで賑わいます。また、山頂の展望デッキからは岐阜の町並みを遠方まで見渡すことができます。あの信長もここからの景色を見渡しながら天下布武を目指したと思うと胸が熱くなりそうですね。
さらに、ロープウェイ山頂駅を降りて直ぐの所にはかわいいリスたちと触れ合える金華山リス村があり、小さなリスたちに手渡してエサが与えられます。動物好きの子供は大喜び間違いなしです。
金華山おすすめ初心者ハイキングコース
先述したとおり金華山には10ものハイキングコースがあり、どれも初心者でも気軽に楽しむことができます。初めて金華山に登る方はアクセスがしやすく1番に人気のある『めい想の小径(水手道)』を登ってみるコースをおすすめします。木の根が張った階段や岩場などもあり、本格的な山歩きを楽しむことができます。
『めい想の小径』コースの道中には展望の良いビュースポットが点在しており、岐阜の街の景色を眺めることができます。初心者でも慎重に進めばそれほど難しいコースではありません。1時間くらいで登頂することが可能です。下山時にはロープウェイを使っても良いですし、体力に自信がある方は別のルートで下山するとまた違ったハイキングコースを楽しむことができます。
【登山口】
岐阜公園
【アクセス】
電車・バスの場合:『JRまたは名鉄 岐阜駅』からバスに乗り換え、『岐阜公園・岐阜城』で下車して徒歩すぐ。
自動車の場合:『東海北陸自動車道 宮木曽川インターまたは岐阜各務原インター』から『名岐バイパス』を経由して岐阜公園を目指します。
【駐車場】
岐阜公園駐車場
- 台数:約179台
- 料金:1回 310円(1時間以内は無料)
- トイレ:あり
納古山 (のこやま)

納古山の基本情報
【山名】納古山(標高:632.9m)
納古山は岐阜県加茂郡七宗町と川辺町の間に位置する標高633mの低山です。低山ながら周りには高い山が無いため、山頂からは御嶽山、乗鞍岳、白山、中央アルプス、伊吹山などのすばらしい景色を望むことができます。水場や岩場、林道といった変化に富んだ登山道が登山・ハイキングをたのしむ人たちから根強い人気を誇る理由です。
公共交通機関でのアクセスが良く、日帰りでの登山・ハイキングにおすすめです。初心者や子供連れのファミリー向けの山ではありますが、登りごたえのある本格的な山歩きを楽しみたい人にもおすすめできる楽しい山です。
納古山の見どころ

納古山は美しい樹林帯や迫力のある岩場、山頂からの360°の絶景が楽しめるところが人気のポイントです。随所にある展望台からは、木曽の名峰・御嶽山や中央アルプスを望むことできます。山頂まで登りきると霊峰・白山を含めた一大パノラマビューを堪能することができます。
片道1時間半ほどで気軽に絶景を楽しめるハイキングスポットとしておすすめの山です。山頂ではマスコットキャラクターであるノコリンに会うことができます。愛嬌・可愛らしさが評判の独特なビジュアルで山頂の守り神として登山客の間で話題となり、今ではここでしか会うことができないノコリンを目当てにおとずれる登山客も多くいます。
また、納古山付近の観光スポットとしては登山客も駐車場として利用している『道の駅 ロック・ガーデンひちそう』や隣接している『日本最古の石博物館』があります。もう少し足を延ばすと自然が作り上げた彫刻の様な渓谷の『飛水峡ロックガーデン』もあり山の景観とは異なる渓谷の神秘的な景観が楽しめます。
納古山おすすめ初心者ハイキングコース
納古山のおすすめのハイキングコースは中級コースから登って、初級コースを通って戻ってくる周回コースです。頂上まではおよそ1時間30分ほどで登頂できます。
前半は登山道が整備されており、道幅が広く歩きやすいですが、後半に入ると岩場と傾斜が強くなってくることで、ハイキング気分を盛り上げてくれます。山頂にはテーブルが設置されているので、絶景を楽しみながらお弁当を食べることができます。
【登山口】
中級ルート登山口
【アクセス】
電車・バスの場合:『JR上麻生駅』から徒歩で登山口まで向かいます。途中に案内板があるので、迷うことはあまりないかも知れませんが、不安な方は諏訪神社を目指しましょう。そこからさらに奥に進んでいくと登山口に到着します。
自動車の場合:『東海環状自動車道路 美濃加茂インター』から国道418号線を通って、第二駐車場まで20分ほどで到着します。
『道の駅 ロックガーデンひちそう』に駐車して歩いて登山口まで行くことも可能です。
【駐車場】
納古山第2駐車場
- 台数:約3台
- 料金:無料
- トイレ:あり
※駐車場は第1〜第4まであり第2駐車場は中級ルートの入口の近くにあり、第4駐車場は初級ルートの入口付近にあります。
池田山(いけだやま)

池田山の基本情報
【山名】池田山(標高:923.85m)
池田山は岐阜県揖斐郡池田町と不破郡垂井町、揖斐川町の3つの地域に跨る標高923.9mの低山です。岐阜城がある金華山のような単独の山ではなく、伊吹山地の山の一つとして位置づけられている、ぎふ百山のひとつです。揖斐関ヶ原養老国定公園(いびせきがはらようろうこくていこうえん)に指定されており、ふもとの霞間ヶ渓(かまがたに)から山頂付近までの一帯約103haは『池田の森』として整備されています。
登山道の途中には東屋や避難小屋があり、8合目付近にはトイレと給水所が整備されているため、初心者や子供連れのファミリーでも安心して登山・ハイキングを楽しむことができます。東側の山麓には東海自然歩道が通っており、登山客や観光客にも人気のスポットです。ハングライダーやパラグライダーなどのスカイスポーツでも有名な場所です。
池田山の見どころ

池田山といえば山頂からのすばらしい景色!展望の良い場所からは濃尾平野を一望でき、天気の良い日には名古屋のJRセントラルタワーズや御嶽山や伊勢湾、北アルプス、南アルプスなどをみることができます。
そして、池田山にはもう一つの顔があります。それは、東海地区トップクラスともいわれているすばらしい夜景です!視界が開けているハングライダー離陸場からの夜景は一見の価値があります。ふもとの霞間ヶ渓は日本さくら名所100選の一つに選ばれており、シーズンになるとたくさんの方が桜を見におとずれます。
池田山おすすめ初心者ハイキングコース
池田山には大津谷登山道と霞間ヶ渓登山道への登山口が2つ存在しています。初心者でもどちらから登っても安心して、楽しむことができますが、たっぷりと池田山の登山・ハイキングを楽しみたいのであれば、2つの登山口を巡る周回コースがおすすめです。ご自身の体力と相談しながらハイキングの計画を立てましょう。
古くから親しまれているのは霞間ヶ渓登山道で霞間ヶ渓と通ってハングライダー発進基地を目差し、さらに森の駅、池田山山頂といった順で巡ります。
【登山口】
霞間ヶ渓公園駐車場
【アクセス】
電車・バスの場合:『JR大垣駅』より『養老鉄道 揖斐行き』に乗り換えて『池野駅』で下車。そこから徒歩30分程度で到着します。
自動車の場合:『東海環状自動車道 大垣西インター』から国道21号線→417号線経由を経て、養老鉄道 池野駅西交差点左折後、約5分で到着します。
【駐車場】
霞間ヶ渓公園駐車場
- 台数:約100台
- 料金:無料
- トイレ:あり
岐阜県には魅力的な山がたくさん!岐阜の山でハイキングを楽しもう
初心者におすすめの岐阜のハイキングトップ3はいかがでしたでしょうか?岐阜県には魅力的な低山がまだまだたくさん存在しています。今回は初心者むけの山でしたが、岐阜には登山家も憧れる3000m級の山も存在しています。
中級者でも上級者でも登山・ハイキングを楽しむことができるため、興味があれば今日ご紹介した低山で経験を積んで、ステップアップされてみてはいかがでしょうか?
筆者プロフィール:中土 剛志
株式会社センターグローブ代表。 SEOや記事制作の仕事に携わりながら、登山をライフワークとして楽しんでいます。
月に一度は山に足を運び、これまでに富士山や剣岳といった名峰にも挑戦してきました。
登山情報を、はじめて山歩きに挑戦する方にもやさしく紹介していますので、参考にして頂けますと嬉しいです。

